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視察調査報告書(福井県小浜市)

期間平成29年1月24日(火)
目的
小浜市ICM海を活かしたまちづくりについて
・沿岸域総合管理(ICM)の背景
・海のまちづくり計画
・海のまちづくり協議会との連携と取り組み
・特色のある自然環境の保全方法
・調整役となる行政の課題や市に求められているもの
調査先小浜市議会
対応者小浜市議会 副議長 今井 伸治
小浜市産業部次長 御子柴 北斗
小浜市産業部 農林水産課 畑中 直樹
小浜市議会事務局 局長  齊藤 睦美

小浜市町づくり計画の趣旨と位置づけ

小浜市は古来、飛鳥・奈良時代から朝廷に海産物や塩を献上し、江戸時代から明治期にかけては北前船の寄港地になるなど、豊かな海産物や海運に支えられながら発展してきた。
 豊かな海とともに歴史を歩んできた小浜市として、海というかけがえのない資源を活かして街づくりを行っていくために、海だけではなく、山・川・里も含む地域を一体的に捉え、管理する必要がある。
 本計画は小浜市総合計画等の小浜市が策定する計画の進捗を図ることを目的とし、海をはじめ小浜市の豊かな自然環境を保全し、調和のとれた利活用を図るための基本的な方針や具体的な取組等をまとめたものである。

基本方針

◇小浜市の目指す姿

・美しく豊かな自然環境が守られているまち
・自然と調和した、持続可能な産業・教育への利活用が図られているまち
・市民が愛し、誇りを持つまち

◇取り組みの基本的な方向

①沿岸域総合管理に基づく取り組みの推進
海だけではなく、山・川・里を沿岸域として総合的に捉え、様々な主体が連携して実効性のある取り組みを行う。
②自然環境の保全
美しいことはもとより、多様な動植物が生息する豊かな自然環境を保全する取り組みを行う。
③産業・教育の振興
自然環境を活かした持続可能な手法で、産業・教育を振興する取り組みを行う。
④市民参加を通じた郷土愛の醸成
小浜への郷土愛を育むため、行政や関係機関だけではなく、市民との協働による取り組みを行う。

調査結果

 小浜市は福井県の南西部に位置し、人口は約30,000人であるが第3次産業である観光産業が基幹であり、海や水産業は貴重な観光資源となっている。
 小浜市では、この貴重な観光資源を守るために山・川・里・海と一体となる自然環境の保全のため、住民挙げての努力が見受けられる。
 加賀市においても地形的には小浜市と共通した点も多く第3次産業に関わる住民も多い。ただ、加賀市では温泉を中心とした観光産業は主であるが、塩屋・橋立の両港を抱えながらも残念ながら地元水産業と温泉との関わりは薄いような気がする。
 農・水産物の「第6次産業化」、「地産地消」が振興しなければ加賀市の発展はありえない。
 小浜市に見る行政と地元住民との協働がこれからの加賀市では必要不可欠と考える。

小浜市役所にて説明を受ける


小浜市役所にて説明を受ける