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視察調査報告書(福岡・春日市)

期間平成28年10月4日(火)
目的
春日市の環境対策について
1. 環境方針について
2. ごみの収集について
調査先春日市議会
(有)共栄資源管理センター
対応者春日市議会 事務局長 冨永 敬
(有)共栄資源管理センター
 代表取締役 吉田 誠司
 企画部長 江口 祥弘

春日市の概要

福岡市の南部に位置し、現在 世帯数47,384、人口112,762人、面積は14.15㎢、東西4km、南北5.3kmで福岡県最小の市でもあり、人口密度は那覇市に次ぐ7,979(人/㎢)である。人口は福岡市のベッドタウンとして毎年微増ではあるが、増え続けている。

春日市の環境方針

良好な生活空間の創造
  • すがすがしい生活空間づくり
  • 自然とふれあうまちづくり
低炭素型都市の創造
  • エネルギー有効利用都市づくり
循環型都市の創造
  • ごみの発生を回避し、資源を循環的に利用する都市づくり
人と環境にやさしいコミュニティの創造
  • 周りに配慮して住もう
  • 環境教育・学習の推進
  • 環境保全活動の促進

ごみの収集について

ごみの量の変化

平成17年度の 33,093tから平成27年度の 26,965tまで毎年減少傾向にある。

ごみの収集費用・処理費用(年間)

収集費用 約7億3千万円、燃えるごみ処理費用 約4億2千万円、燃えないごみ処理
費用 約2億1千万円、緑のリサイクル処理費用 約2千万円 合計 約13億8千万円

夜間収集に至る経緯

 昭和34年 市街地を中心にごみの収集開始
 昭和46年 収集料金を個人負担から行政負担に切り替える
 昭和56年 福岡市南部清掃工場稼働
 昭和62年 春日市全域夜間収集に切り替える
 平成元年 収集業者3社

夜間収集のメリット
  • 交通渋滞の回避
  • カラスによるごみ荒らし、散乱の解消
  • 防犯に役立つ
  • 景観美化対策
夜間収集のデメリット
  • 収集時の騒音
  • 人件費のコストアップ
  • 予約粗大ごみの連絡不可
不法投棄防止対策
  • 巡回パトロールの実施
  • 監視カメラの設置
  • 看板設置

(有)共栄資源管理センターにて

調査結果

春日市は加賀市に比べ、人口1.6倍に対し面積は約1/22であり、福岡市のベッドタウンとして住宅地が密集し、ごみの収集に対しては効率が良いといえる。環境に配慮して収集時間を夜間にしたことはデメリットもあるが、メリットの方が大きいようだ。
加賀市においても見習うべき点もあるが、デメリットの方が大きくなるような気がする。しかし、春日市では各家庭ごとに個別で生ごみ、資源ごみ、粗大ごみ等を回収できる点は見習うべきではないだろうか。      
これからの高齢者社会にむけ、収集所までの距離や重量を考えれば加賀市においても何か工夫する必要があると考える。