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視察調査報告書(福岡・大宰府市)

期間平成28年10月6日(木)
目的
景観と歴史のまちづくりについて
調査先大宰府市議会
対応者大宰府市議会議長 橋本 健
大宰府市議会 議会事務局 議事課長 花田 善祐
大宰府市 建設経済部 課長 木村 昌春

計画策定の経緯と特徴について

  • 大宰府市民遺産活用推進計画
  • 太宰府市景観まちづくり計画(太宰府市景観計画)
  • 太宰府市歴史的風致維持向上計画

 大宰府の景観と歴史のまちづくりは、上記の三つの計画を連動させた持続的な町づくりです。
 多様な主体と協働のもと、みどり豊かで多くの文化遺産に恵まれた大宰府本来の価値を高め、市民が住み続けたいと望み、来訪者もまた訪れたいと望む大宰府を実現する。

三つの計画の位置づけ

■太宰府市民遺産活用計画

 文化遺産は古代から現代までの各時代に受け継がれてきた人々の生活の証であり、市民が「将来に伝えていきたい大宰府の物語」及び、「育成して行く活動」を合わせて大宰府市民ん遺産として定義し、育成して行くための活動である。

■太宰府市景観まちづくり計画(太宰府市景観計画)

 良好な景観形成のための施策と、多様な主体と協働による景観形成の基本的な方針や考え方を示す。
また、景観計画は、建設や開発行為などのルール及び、景観上重要な建造物や樹木を保全するための方針を定めたもの。
 これらの計画は、市内の建設行為や開発行為を緑豊かで多数の文化遺産に恵まれた大宰府の特性に配慮したもので、新しいものを受け入れながらも文化遺産を守り、育てる視線に立った行為を求める。
 自然体を良好な景観形成を図るため「景観計画区域」に定め、さらに積極的に景観形成を図る地区として「景観育成地区」を定める。

■太宰府市歴史的風致維持向上計画

 失われつつある大宰府の歴史的風致を維持、向上していくための計画である。重点区域の中で「歴史的建造物の修理」、「歴史的通りのサイン整備」、「四天王山周辺の緑地の整備」などを行う。

調査結果

 大宰府の景観と歴史の町づくりには、大きな展望がある。それぞれの計画(大宰府市民遺産活用推進計画、
太宰府市景観まちづくり計画、太宰府市歴史的風致維持向上計画)を実施していく段階で、市民、事業者、行政など多様な主体と協働の実践が行われる。また、今日的課題であるコミュニティの再生や生きがいづくり、産業観光の振興などの効果も期待できる。
 加賀市においても、かつては大聖寺藩の城下町として栄えた大聖寺地区には、歴史的な文化遺産も数多く残されている。観光都市として大宰府と共通した面も数多くあり、参考にするべきところは多くあった。

説明する都市計画課 課長 木村氏


太宰府市側より説明を聞く